2020年1月3日の話

2020年1月3日、今年で3年連続となる三が日での休日出勤を終え、今年も年始から稼げて良かったという充実感を抱えて夕方自宅に帰りました。
その日の夜は焼肉でさらにテンションが上がり、幸先良い1年だなと思って就寝しました。
ところが翌日の1月4日早朝、歯の痛みで目覚め、その後も二度寝できないレベルで左上の歯がかなり痛み、かなり焦りました。
そういえば去年の前半は冷たい飲み物が染みていたことを思い出し、食事以外では影響が無く、仕事も忙しいから…などと言い訳をして歯医者に行かなかったことを回想しつつ、そういえばいつからか痛みも消えてラッキーくらいに考えてたっけ、などとさらに回想を進めて、結果当日の急な激しい痛みに帰結していることを認識し、ひたすら焦りました。
特に何で焦ったかというと、タイミングが悪いことに1月4日は正月真っただ中の土曜日、歯医者なんてほとんど休みだろうと思っていたからです。
幸い自宅は都会で、周辺に歯医者は豊富にあったので、ネットで調べて片っ端から当日営業している歯医者を調べたところ、これも偶然に自宅から徒歩1分という最寄りの歯医者が午前9時30分から開いていることが分かりました。
とはいえ、休み明けということもあり予約が詰まっていることは確実だろうなと予想し、それまで痛みに耐えるのか…と、暗澹とした気持ちになりました。
ちなみに早朝過ぎて当然受付の方もおらず、予約状況が分からなかったので、営業開始までの1時間くらいは気晴らしにゲーセンに行こうと外出しました。
朝8時30分、なんせ徒歩1分なので、とりあえずゲーセンに行く前にちらっと歯医者を見ていくかと思い、入り口付近をウロチョロしていたところ、ちょうど歯医者の従業員らしき女性が出社してきて、「患者さんですか?予約されてますか?」等と聞いてくれたので、「今朝から急に激しく痛み出した」「実は半年前くらいまで飲み物が染みていたが放置していた」と、外で問診みたいなことをしてもらい、営業1時間前にもかかわらず中に入れてもらいました。
これだけでも割と幸運だったのですが、その日はもともと朝一で予約が入っていたのに急にキャンセルが発生したらしく、朝いちばんから自分の治療をしてもらえうことになりました。これは本当に超ラッキーでした。
早速レントゲンを撮ってもらい、詳しく診てもらったところ、やはり虫歯ができており、神経まで達しているどころか神経が全て浸食され腐っており、神経のさらに奥の歯茎の部分に菌が繁殖しかかっている、とのことでした。
神経が死んでしまった時期から、冷たいものがしみなくなり、歯茎の部分に菌が繁殖し始めたことで突然激しい痛みが発生したのだろう、と解釈しました。
とにかくまずは痛みから解放されたいということで、さっそく麻酔を打ってもらい、当日は該当の歯を全て削ってもらいました。
先生から「ガスがたまって不潔になるので今日はあえて被せものをしないでおくから、次は極力早く来てほしい」と言われ、2日後=正式な仕事始めである1月6日の月曜日の夜に予約をとりました。
本当は仕事始めなんて残業必至の超多忙な日なのですが、さすがに歯の痛みにビビってしまいました。
虫歯で手術したり最悪死んだりという話も聞いていたので、一体どうなることやらと心配していましたが、結果的にはごく普通の歯医者での治療を続けることで治るようで、ひとまず安心しました。
その後、毎週最低1回は歯医者に通い、神経を少しづつ削り取ってもらい、それが終わったら最奥から詰め物をしてもらい、歯型をとって銀歯を埋め、ようやく先週の土曜日=2月8日に治療が完了しました。
1月4日時点では「7~8回くらい通ってもらうと思う」と先生に言われていたので、2か月は通院を覚悟していましたが、結果的に1か月で完了して助かりました。
神経を抜く治療は人生で初めてであり、麻酔で痛みを感じないとはいえ、歯のかなり奥の方まで細長い管を通されて、ゴリゴリと削られているときのあの何とも言えない不気味な感触は、正直しんどかったですし、何度も経験したくは無いと感じました。
また、治療が完了した今も、治療した歯を舌で触ってみると他の歯とは明らかに感触が異なっており、この違和感が一生続くと思うと結構ウンザリさせられます。
自業自得なので仕方ないですが、幸いまだこの歯以外は神経も残っており健康な歯なので、これ以上の犠牲を払わないように、今まで以上に歯磨きをきちんと行い、歯医者での定期的な検診も必ず受診するようにしよう、固く決心しました。
思えば小学生のころは毎年の歯科検診で虫歯がいくつも見つかり、歯医者通いは常日頃でした。
その頃の記憶を辿ると、ペンチでゴリっと抜歯されるようなかなり原始的な方法で乳歯を抜かれたり、治療中のうがいでは血を吐くこともしょっちゅうだったように思いますが、大人になって久しぶりに治療をうけてみると、出血は全く無く、痛みもほぼ感じず、仕事で疲れている時などは治療中に眠気すら感じるレベルで快適でした。
歯の治療の世界もすごく進歩してるんだなぁと実感しましたが、それでもお金と時間はもったいないし、そして何よりこの不気味な感触の歯を舌で舐める度に、人間の歯は生まれたままが一番だと本当に思います。

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